ロータリーには、いつも予想外の一面があります。
向かい側に座っていた見知らぬ人が、生涯の友になるなんて、本当に驚きです。ある地域での小さなプロジェクトが、思いもよらない形で波及していく様子にも驚かされます。そして、ロータリーによって最も大きく変わったのは…実はあなた自身だということを知れば、きっと驚かれることでしょう。
だからこそ、今年は私たち自身が内なる変化を受け入れ、未来を見据え、「持続可能なインパクトを生み出す」ことが求められています。
さて、この言葉がどういう意味なのか、明確にしておきたいと思います。変化は始まりに過ぎません。インパクトこそが永続するのです。私たちは、あらゆるプロジェクトの長期的なインパクトについて考えなければなりません。新しい水道システムの構築は、地域社会の長期的な健全性にどのように貢献できるか。住民は、ほかの地域でも水道システムを築くのを手助けできるか。新しい教室は、この地域の教育を改善するためのより広範な戦略の一環として、どのように位置づけられるか。まさに、こういった考え方が必要なのです。
インパクトを重視する一方で、私たちの行動が平和構築にどのように貢献できるかについても考慮しなければなりません。平和は偶然に訪れるものではなく、慎重かつ戦略的に構築されなければなりません。今後のプロジェクトを計画する際は、次のように自問してみてください:「こうすることでどのように平和の条件が整うのか」。「積極的平和の柱」をご参照いただき、私たちのあらゆる活動を通じて、いかにして世界を平和へと一歩近づけることができるかをご確認ください。
地域社会や世界に変化がもたらされるほど、あなた自身も変わっていくでしょう。これまで手がけてきたプロジェクトや、調達した資金について話すだけではいけません。ロータリーがあなたの人格形成にどのようなインパクトを与えたか、人びとに伝えてください。そうした個人的な体験談は、新たな扉を開き、新入会員のやる気を引き出し、私たち全員がなぜここにいるのかを改めて思い出させてくれます。
ストーリーテリングは、新会員の勧誘やファンドレイジングにも非常に有効な手段です。ポリオを根絶し、平和を広め、世界に持続可能なインパクトをもたらすためには、私たちに賛同してくれるより多くの人たち、そしてさらなるリソースが必要です。私たちは、2030年までにロータリアン数を125万人、ローターアクター数を125,000人以上に増やすという目標を掲げています。これは、ロータリーの125周年を記念する年に合わせて設定された目標です。
クラブの会員と集まり、ここ数年の成果を振り返ってみてください。最高の達成があった年度を見つけてください。それは、新会員数が一番多かった年度かもしれませんし、ファンドレイジングが最高額に達した年度かもしれません。また、今でも地域社会で話題になっているプロジェクトを行った年度かもしれません。これらの最高の年度の記録を超えていただきたいのです。
こうした取り組みをはじめ、さまざまな方法で、私たちは世界中、地域社会、そして私たち自身に、「持続可能なインパクトを生み出す」ことができるでしょう。
皆さんの活動に、心から感謝いたします。さっそく活動を開始しましょう。
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある:
第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること;言行はこれに照らしてから
1.真実かどうか
2.みんなに公平か
3.好意と友情を深めるか
4.みんなのためになるかどうか
私たちは、クラブ活動の土台となる5つの奉仕部門を通じて、地域社会や海外での奉仕に力を注いでいます。
・クラブ奉仕は、会員同士の関係をはぐくみ、積極的な会員増強計画を実行して、活気あるクラブづくりを行うことです。
・職業奉仕は、すべてのロータリアンが倫理と高潔さをもって仕事にあたり、職業の知識やスキルを社会のニーズ解決のために進んで役立てることです。
・社会奉仕は、すべてのロータリアンが、地域の人びとの暮らしを豊かにし、より良い社会づくりに貢献することです。
・国際奉仕は、国際的なプロジェクトでボランティアをしたり、海外のパートナーとの協同活動を通じて、平和と相互理解を推進することです。
・青少年奉仕は、インターアクト、ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)、ロータリー青少年交換などを通じて、青少年や若い世代の社会人がリーダーシップ能力を伸ばせるよう支援することです。